明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、18年前の今日、阪神淡路大震災がありました。
地震時、私は父と亡母と3人でスキーに行った帰りの電車の中でした。切符には大阪駅到着は5:45と記載されていました。
おりる間際で通路に立っていたら、左右にゆれて急停車。「へたくそな運転手!!」と、母がつぶやいたっけ…。
大阪駅は、水道管が破裂していて階段を水が流れ落ち…。真っ暗な中、非常ベルが鳴りっぱなし。たまたま車を駅近くの父会社事務所に車を停めていたので、職場の幼稚園に送ってもらうことができました。職員室の書庫が倒れていたっけ。職員室のテレビをつけたら、高速道路が倒れている映像。おじいちゃんおばあちゃんと従姉妹家族が暮らすのはその近所。神戸の家はどうなってるのだろう…。
当然幼稚園は休園。昼前に父が幼稚園に私を迎えにきました。一緒に神戸に向かうために。1時間足らずで着くはずの神戸に6時間。着いた時には夕暮れ。
まず、道がない。たくさんの家屋が倒壊していて家まで着けない。やっとのことでたどり着いたら…。
焼け落ちてた。
避難所の小学校へ。教室を一つ一つ開けて、暗がりの中おじいちゃん達の名前を呼んで、父の服をぎゅっと握って。
真っ暗な悲壮感いっぱいの避難所で、一人ぼっちになることほど恐ろしいことはないと思った。
ある教室で、返事があった。おばあちゃんと従姉妹家族がいた。
でも、おじいちゃんはそこにはいなかった。
あれから18年。
あさって土曜日に、そのおばあちゃんの49日の法要があります。
だけど私は、経営者の勉強をはじめて、私がやることに決めた合同献灯祭の第一回目があるので、法要は家族に任せて…。
天王寺のホールでろうそくの灯りをともして、お預かりしているペットちゃん達のために祈ります。そして、ご家族様達と一緒に、おばあちゃんとおじいちゃんにメッセージを書きます。
おばあちゃんがそうしろって言ってるのだと思います。
愛と感謝を込めて…
安希