ブランクの間に、当たり前ながら、子ども達は学年が上がっています。
末息子S君は小学1年生になりました。ランドセルを背負って兄G君と一緒に学校に通っています。
大きくなったなぁ。
そして、姉Kちゃんは中2。彼女はこの夏、NZにホームステイをします。そんなことができるようになったんだ。
私は、この間にたくさんの出会いがあり、再会をしました。
企業家さんたちのお勉強会もできる限り参加しています。「居場所」というか、その雰囲気に慣れるまでに少々時間がかかりましたし、経営者としてはまだまだですが、経営者をやっていこうかなと、思えるようになってきました。
経営指針セミナーにも参加し、私は何のために仕事をしているのか?私は社会にどんな貢献ができるのか?なんて壮大なテーマに向き合ったりして…。
まだまだ人事みたいに思っていることも多いのですが…。
きっかけは、改装工事をすることになったこと。
私にしたらとてつもない大金をかけて工事をします。
そんなことを私がするなんて、本当に夢にも思っていませんでした。
偶然は偶然を呼び、運命とかチャンスとか、今しかない!!と思わせられる出来事や言葉に出会い、やっと重い腰をあげたのです。
私は「決断する」のが苦手です。
道を切り開く作業も苦手です。
与えられた環境の中で、与えられた仕事を上手にこなす工夫をすることが好きです。
「ボス」の思いに共感し、そのために動くことについてのアイディアは浮かびます。
でも、「私がこうしたい!!」という思いがもてないのです。自信も勇気も覚悟もなくて。
だから、ブランクを作ってしまったんです。
よく言えば、充電期間でしょうか。
ブランクの只中にいるときは、苦しかったですが、今もまだ抜け切れていたいないのでしょうけど、将来、かけがえのない時間だったなと思える気がします。
経営指針セミナーは、経営者として仕事をしていく覚悟を決めなければならない決断をする苦しさと、それを掛け値なしに支えてくれるたくさんの人たちがいること、頼りない私と仕事をしてくれている人がいること、なのにまだ、甘えている私の根性のなさ、それを目の当たりにする機会でした。
ある友人が、自信と勇気は誰もが持っていないから、あせらずゆっくり培っていけばいいよ。と言ってくれました。彼は成功者です。彼に自信や勇気がないとは到底思えません。でも、彼も初めから持っていたわけではなかったということでしょうか。
この彼、勉強していることをブログに書けと言いました。発信していかなきゃと。
…私が勉強していることなんて…、充電中だから止まってるし…。
Kちゃんの学校で「賢くなるには」というテーマの講座を聞きました。
一つはご機嫌に生きる。嫌なことを後回しにしない。宿題が嫌だなって思ってやらなかったら、ずっと「宿題…」と思いながら、休みを過ごさなければならない。嫌なことがなくなれば、楽しいことしか残らない。これでご機嫌に過ごせる。とのこと。
次に友人を作ること。特記することなんてない。自分の宝物です。
そして、日記を付けること。日記をつけると、自分が何を知っていて、何を知らないかがわかるそうです。世の中のことをすべて知る必要はない。知らないことは友人に聞けばいい。その代わり、知っていることは惜しみなく教えてあげればいい。
中学生で気がつけたらきっと人生はばら色ですね。
今更、今頃ですが、今よりもう少しだけ賢くなれますように、ご機嫌に生きられますように、友人達の支えにいつも感謝できるように、そして、自信と勇気と覚悟を培っていけるように、もう一度ここへ帰って来ました。
私を支えてくれてる皆さん、本当にありがとう。
さぁ、再出発。
愛と感謝を込めて…
安希